2019/03/21
山茱萸 ー2
森の中で早春に黄色い花を咲かせる
お彼岸の中日、春分の日
彼岸とは生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界のことを言うらしい。そして春分の日、秋分の日を中日としてその前後7日間を彼岸という。その中日を昼と夜の長さが均等が取れた日としその日を境に日の長さが長くなったり短くなったりする。今日は春分の日だから明日から夏至に向かって日が少しずつ長くなり夏至を境に徐々に元に戻って行き秋分の日でまた均等が取れる事になる。秋分の日は同様に冬至に向かって日が短くなって冬至を境に徐々に長くなる。
今日はお彼岸の中日で春分の日である、、どうする。国民の祭日ともなっているから、お墓参りに行く人が多いだろう。あるいは友達や彼女、彼とデートする楽しい日って人も多いのかもしれない。オイラの先祖代々の墓は遠い山寺の裏にあるが父母の墓は松本になる。近くなったとはいえ遠い。それでも時々墓参りをするが、行かない年も多い。だから墓にまかれている白い石を2個もらって来て、父母の写真の前にそれを置き、遺影を見ながらいろいろ思い出して手を合わす。今日はそれだけでおしまい。
祖父母の代まで熱心な仏教徒の門徒で代々伝わる大きな仏壇の前に毎朝お供えをして朝晩のお経を唱えたり、ありとあらゆる仏事に関わって生きてたようだった。でもオイラはほぼ無宗教。別に嫌なわけでもない。ずっと故郷にいたならば後を次いで同じ様に生きてただろう。でも、この半世紀超でオイラの暮らしは大きく変わった。子孫はドイツでプロテスタントってことになりそうだ。
コメント
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2019/03/21 10:26 by TORU URL 編集
TORUさん
春はやっぱり良いね〜。新芽に花、そして新緑へと続いて沢山の物に生きる力を感じる。
2019/03/21 19:00 by CHIBI URL 編集