2018/08/31
椰子の木 ーCRETE island
エントランスの椰子の木
椰子の木、椰子の木・・・
椰子の木の中を通り抜けて海へ
椰子の木
英語ではpalm tree と言ってロサンゼルスなどに高い木がそびえてるので知られている。椰子科に属する高木の総称で、熱帯、亜熱帯に広く分布するが、椰子の木は世界に200属3000種類ほどあるらしい。日本では棕櫚(シュロ)など自生するがこれが北の限界に当たるという。
ここ、ギリシア、クレタ島でも沢山の椰子の木や時々大きなサボテンが見られた。クレタの椰子はオオギ椰子なのかどうか知らないが外形は手の平状に切れ込んでるものとか葉状のココヤシなども多かったと思う。
クレタ島の南はエジプトやリビア、北は本国ギリシア、西はイタリア、東はトルコ、シリア、レバノン、イスラエルなどに囲まれる地中海、エーゲ海の中に位置する。ギリシアの北はアルバニア、マケドニア、ルーマニアとなり、さらにはコソボ、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナがある。何だか紛争の度重なる地域にに囲まれている島のようにも思える。
椰子の木やハイビスカス、ブーゲンビリヤなどの綺麗な花、エーゲ海の濃い青と緑の海の色に囲まれて平和そのものに見えるクレタ島にはヨーロッパ各国からバケーションに訪れる観光客が多い。ただしこれは海岸線に近い観光地に限られるのかもしれない。島の中央部に行けば高山と切れたった谷のはざまの狭い地に暮らすクレタ島の人々の厳しい生活もかいま見れた。